featuredImage

手続き

自動車を乗り換えたいけど手続きはどうするの?手続きの流れや必要書類を解説

「自動車を乗り換えたいけど、保険の手続きはどうすればいいのだろう?」と思ったことはありませんか?

自動車を乗り換える際は保険の手続きをしないと、万が一の時に補償の対象にならない恐れがあります。補償の対象外になると、事故の際に多額の費用を負担しなければなりません。

本記事では、自動車保険の手続きのタイミングや必要な書類・流れなどをまとめました。

保険の手続きを行わなかったことが原因で、保険金を受け取れない事態を避けるためにも、ぜひ最後までご覧ください。

自賠責保険は店舗で手続きしてくれる

自動車には強制保険である自賠責保険と、任意保険があります。

自賠責保険に関しては、販売店やカーディーラーで手続きを行うことが一般的です。

自動車保険の補償対象は車であり、人ではありません。そのため車を乗り換えた場合は新しい車の情報を登録しなければならず、保険にも手続きが必要です。

自賠責保険は沖縄県や離島などを除き、保険料は全国一律です。したがって、販売店や買取業者に手続きを任せて問題ありません。

なお、下記に当てはまる場合は、補償対象となる車を変更する「車両入替」の手続きを行います。

  • 乗っていた車と保険料や車種が同じ場合
  • 廃車登録をした場合

車両入替をすれば、ノンフリート等級の引き継ぎも可能です。もし、上記に該当せず車両入替ができない場合は、新たに自賠責保険への加入が必要です。

任意保険は自分で手続きをする

一方、任意保険は自分で手続きをします。

自賠責保険は強制保険であるものの、任意保険は自分で契約し加入しています。そのため、車を乗り換える際も、各自で手続きが必要です。

もし手続きを忘れた場合、補償を受けられないことも考えられます。

多くの保険会社では、手続きを忘れていても手続きができるよう、車両入替の猶予期間を設けています。猶予期間は、多くの会社で30日以内です。

自賠責保険と違い、任意保険は自分で手続きを進めなければならないため、忘れないようにしましょう。

任意保険手続きのタイミングは納車前がベスト

任意保険の手続きは、可能であれば納車前の手続きが望ましいです。余裕をもって手続きできる点はもちろん、納車日にも保険を適用させることができます。そのため、仮に納車日に事故を起こしても、補償の対象になります。

納車日が決まったら、加入している保険会社へ連絡すれば、早めに手続きを進めることが可能です。

なお、補償の対象車が切り替わる日は、納車日を指定するのが一般的です。納車日は、新しい車に乗った時点で補償の対象車が変わります。

例えば、古い車で販売店まで行き、新しい車を運転して帰宅する場合、補償の対象は次のように変わります。

  • 行き:古い車
  • 帰り:新しい車

また、納車日当日でも保険の手続きはできますが、忘れないよう早めの手続きがおすすめです。

任意保険の手続きに必要なもの

任意保険の手続きには、下記が必要です。

  • 新車の車検証
  • 銀行口座の情報を確認できるもの(通帳など)
  • クレジットカード

1つ目は新車の車検証です。

新車の車検証は、保険会社に送る必要があります。納車前で手元にない場合、販売店に「車検証のコピーが欲しい」と伝えましょう。

2つ目は、通帳などのように銀行口座の情報を確認できるものです。

自動車の乗り換え時は、乗り換える前との保険料に差が発生することで、保険会社から差額分を返金される、もしくは追加仕払いしなければならないケースがあります。

保険料に差が出る理由は、自動車保険には自動車の形や性能によって保険料が変わる「型式別料率クラス」という仕組みが採用されているためです。

この仕組みにより、自動車を乗り換えた時に保険料に差額が生じ、返金や追加料金の支払いが発生する可能性があります

3つ目はクレジットカードの情報です。

上記したように、自動車の乗り換えでは保険料の差額が生じ、追加で保険料を支払わなければならないケースも発生します。そのような時、クレジットカードで支払いが必要になることもあるのです。

必要なものは主に紹介した3点ですが、他に必要なものがないか、念のため保険会社に聞いてみましょう。

任意保険の手続きの流れ3ステップ

任意保険の手続きは、以下の3ステップで進めます。

  1. 納車日が決まりしだい保険会社へ連絡して手続きをする
  2. 保険料の差額を精算する
  3. 車検証のコピーを送る

それぞれ順番に見ていきましょう。

1.納車日が決まりしだい保険会社へ連絡して手続きをする

新しい車の納車日が決まったら、まずは保険会社へ連絡します。納車日が分かった時点で手続き可能なことがほとんどなので、忘れないうちに連絡しましょう。

なお、ダイレクト型の自動車保険は、Webで手続き可能です。保険会社のマイページにログインし、画面の指示に従って必要な手続きを行いましょう。

2.保険料の差額を精算する

上記の通り、料金が一律の自賠責保険と異なり、任意保険は車の型やノンフリート等級によって、保険料に差額が発生します。

追加の保険料の支払いや返還される保険料がある場合は、精算をしましょう。

保険料が前の車よりも高くなる場合、追加で保険料を支払わなければなりません。反対に保険料が安くなる時は、余分に支払った保険料が返還されます。

支払い時にはクレジットカード、払い戻しには銀行口座の情報を確認できるものが必要なため、手続きの際には持参しましょう。

3.車検証のコピーを送る

最後に、保険会社に車検証のコピーを送付します。

車検証の受け取りは納車時です。納車前に手続きを進める場合、車検証のコピーが必要な旨を販売店に伝えれば、用意してもらえます。

受け取った車検証のコピーは、保険会社に送付しましょう。

ダイレクト型の保険会社では、車検証のコピーが不要なケースもあります。それぞれの会社に確認し、対応が必要かどうか確認しましょう。

まとめ

自動車を乗り換える時、任意保険は以下の流れで車両入替の手続きをします。

  1. 納車日が決まりしだい保険会社へ連絡して手続きをする
  2. 保険料の差額を精算する
  3. 車検証のコピーを送る

なお、保険会社での手続きには、主に下記が必要です。

  • 新車の車検証
  • 銀行口座の情報を確認できるもの
  • クレジットカード

納車日が決まったら手続き可能な場合が多いので、早めに手続きを済ませ、いつでも補償を受けられる状態にしておきましょう。

本サイトは情報提供が目的であり、個別の金融商品に関する契約締結の代理や媒介、斡旋、推奨、勧誘を行うものではありません。本サイト掲載の情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切の責任を負いません。

掲載されている情報は、FRAMEほけん編集部が独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。

この記事を書いた人

writerImage

波風みほ

主に税金や保険などの記事を書く、マネー系のライター。 これまでに保険系メディアで保険関連の記事を50本ほどの執筆経験があります。 実際に自転車・自動車保険を含めた保険全般を見直し、年間10万近くの保険料を抑えました。

return-to-top上に戻る
FRAMEほけんslash-divider自動車保険slash-divider投稿一覧slash-divider自動車を乗り換えたいけど手続きはどうするの?手続きの流れや必要書類を解説

FRAMEほけん

FRAMEほけんを運営する株式会社自転車創業は保険会社または保険代理店ではありませんので、保険の媒介・募集・販売行為は一切行いません。

Copyright ©︎ Bike Startup & Co. All Rights Reserved.