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ローソンの自転車保険とは?補償内容や加入方法を解説

2022年2月現在、全国で自転車保険の加入義務化が進んでいることもあり、近年はコンビニで手軽に申し込めるようになりました。

ローソンによく行く人の中には、「ローソンの自転車保険にはどのような特徴があるのだろうか」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ローソンで加入できる自転車保険の特徴や加入方法、注意点などをわかりやすく解説します。

ローソンで加入できる自転車保険の魅力とは

ローソンは、東京海上日動と共同で自転車保険を取り扱っています。主な魅力は、次の通りです。

  • 事故による損害賠償を無制限で補償
  • 示談交渉サービスが付いている
  • 近くのローソンでいつでも申し込める
  • 日常生活におけるさまざまなケガを補償

一つずつ見ていきましょう。

1.事故による損害賠償を無制限で補償

自転車保険のほとんどには、事故相手から請求された損害賠償を補償する「個人賠償責任保険」がセットされています。

ローソンの自転車保険は、個人賠償責任保険の保険金が「無制限」となっています。

一般的な個人賠償責任保険は保険金額が1億〜3億円ですが、5,000万円以下の商品もあるため、ローソンの自転車保険は賠償責任に対する補償が手厚いといえます。

また個人賠償責任保険では、自転車に乗っている最中の事故以外にも、次のようなケースで補償が受けられます。

  • お店の商品を壊してしまった
  • 散歩中のペットが通行人にかみついてケガをさせた
  • ベランダから植木鉢を誤って落とし、駐車されている車に傷をつけた など

さらに個人賠償責任保険は、自分だけでなく家族も補償の対象となります。

過去には、子どもが運転していた自転車が歩行中の女性と衝突して後遺障害を負わせたことで、親に対し1億円近くの損害賠償命令が下された判例もあります。また日常生活では、どのようなタイミングで億単位の賠償責任を負うか分かりません。

ローソンの自転車保険に1つ加入するだけで、日常生活における高額な損害賠償リスクに、家族全員が備えられます。

2.示談交渉サービスが自動でセットされている

自転車事故が発生したときは、被害者と加害者のあいだで「示談」という話し合いをして損害賠償額や支払方法などを決めます。

ローソンの自転車保険には「示談交渉サービス」が付いており、自転車事故で相手にケガを負わせてしまったときは、東京海上日動が代わりに相手方と示談交渉してくれるのです。

事故相手との示談交渉では、折り合いが付かずに交渉期間が長引くことがあります。自分自身で相手と示談交渉をして解決しようとすると、労力や時間がかかり大きな負担となるでしょう。

ローソンの自転車保険に加入することで、面倒な示談交渉を保険会社に任せられるため、事故を起こしたときの負担を減らせます。

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3.近くのローソンでいつでも申し込める

ローソンの自転車保険は、店舗に設置されている「Loppi」で加入できます。

24時間365日申し込めるため、急いで自転車保険に加入したいときは、近くのローソンに行けばすぐに手続きができ非常に便利です。

また申し込み手続きをしたあとは、その場で「お客様控」が発行されます。お客様控は、学校や勤務先へ自転車保険に加入している証明として提出できます。

4.日常生活におけるさまざまなケガを補償

ローソンの自転車保険に加入すると、自転車に乗っているときの事故で、ケガをしたり後遺障害を負ったりすると保険金が支払われます。

例えば自転車を運転中に転倒して足を骨折し、治療をするために入院したときは、1日につき1,500円または4,000円の入院保険金が支払われます。

入院中にケガを治療するための手術を受けると、15,000円または40,000円の手術保険金を受け取れるのです。

受け取れる保険金額は、後述する「お手軽プラン」「充実プラン」のどちらに加入するかで異なります。

また、自転車保険で補償されるのは、自転車に乗っているときに負ったケガだけではありません。

「駅のホームで転んでケガをした」「原付バイクを運転中に転んでケガをした」など、日常生活におけるさまざまな事故によるケガも補償の対象です。

ローソンの自転車保険で選べる補償

ローソンの自転車保険に加入するときは、3つの型から1つを選んで補償が受けられる人の範囲を決めます。また補償額については、2つの補償プランから選べます。

ここでは、加入時に選べる3つの型2つの補償プランの内容を見ていきましょう。

「本人型」「夫婦型」「家族型」の3つの型から選べる

ローソンの自転車保険では、補償が受けられる人の範囲を「本人型」「夫婦型」「家族型」から選べます。補償範囲は、それぞれ以下の通りです。

本人型夫婦型家族型
被保険者(保険の対象となる人)
被保険者の配偶者×
被保険者またはその配偶者の同居の家族××
被保険者本人またはその配偶者の未婚の子××

家族のなかで自転車に乗る人が複数いるのなら、夫婦型や家族型を選ぶことで、1人ずつ加入するよりも保険料を抑えられる可能性があります。

なお、どの型を選んでも、個人賠償責任保険については家族全員が補償対象となります。そのためローソンの自転車保険は「誰のケガに備えたいのか」を考えて型を選ぶと良いでしょう。

ただしローソンの自転車保険の補償対象となるのは、満69歳以下の人です。70歳以上の人は、どの型を選んでも補償されないため、ご注意下さい。

「お手軽プラン」と「充実プラン」の2種類

ローソンの自転車保険には、保険料が手ごろな「お手軽プラン」と、補償が手厚い「充実プラン」の2種類があります。それぞれの補償内容と保険料は、以下の通りです。

自転車保険 ローソン プラン

どちらに加入しても、個人賠償責任保険は保険金額が無制限となります。

主な違いは、事故によるケガや後遺障害、死亡で支払われる保険金の額です。充実プランのほうが保険料は高くなる代わりに、ケガの補償は手厚くなります。

充実プランは、自分自身や家族のケガにしっかり備えたい人に適していると考えられます。

例えば、通勤や通学などで自転車を頻繁に運転する人や、趣味でロードバイクまたはクロスバイクなどを運転する人は、充実プランを選んでケガに備えると安心です。

一方でお手軽プランは、すでに他の傷害保険に加入してケガに備えている人や、ケガの治療費を貯蓄でカバーできる人などに適したプランといえます。

ローソンの自転車保険に申し込む方法

ローソンの自転車保険に加入するときは、店舗にある「Loppi」で手続きをします。申し込む手順は、次のとおりです。

  1. Loppiで「保険」を選択
  2. 商品を選択して、画面の表示にしたがって手続きをすすめる
  3. 申込券が発券される
  4. 申込券を持ってレジで精算をする

保険料を現金で払い込むと「お客様控え」が発行され、その後一週間ほどで保険会社から「保険証券」が届きます。

ローソンの店頭で申し込む場合、保険料の支払いは基本的に現金のみ。

近くにローソンの店舗がない人は、インターネットで自転車保険に加入するのも可能です。またインターネットであれば、クレジットカードで保険料を支払えます。

ローソンの自転車保険の注意点

事故が発生したときの賠償責任に対する補償が手厚く、示談交渉サービスもセットされているローソンの自転車保険ですが、1つだけ注意点があります。それは、通院補償がないことです。

自転車保険の多くは、事故によって負ったケガを治療するための通院をすると、通院日数に応じた保険金を支払ってもらえます。

ところがローソンの自転車保険には、ケガの通院補償が付いていないため、通院費用は他の傷害保険や貯蓄などでカバーする必要があります。

まとめ

ローソンの自転車保険は、個人賠償責任保険の補償額が無制限です。そのため事故によって億単位の損害賠償責任を負ったとしても、保険金でカバーできます。

また示談交渉サービスも付いているため、事故相手や保険会社とのやりとりで苦労せずに済むでしょう。

ローソンの自転車保険は、全国の店舗に設置されてあるLoppiで加入できます。

近くにローソンがない人や、保険料をクレジットカードで支払いたい人は、インターネットから加入することも可能です。

損害賠償を負ったときの手厚い補償を準備したいのであれば、ローソンの自転車保険を検討してみてはいかがでしょうか。

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※本ページは2022年2月1日時点の情報を元に作成されています。
※本ページは概要を説明したものです。商品の詳細についてはパンフレット、保険商品サイトの契約概要等を、その他ご注意いただきたい事項は注意喚起情報を必ずご確認ください。
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この記事を書いた人

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