2019年(平成31年)4月1日仙台市で自転車利用者への自転車保険の義務化が施行されます。
仙台市にお住いの方だけでなく、市外にお住まいでも仙台市内で自転車を乗る場合には保険への加入が必要になります。
宮城県・仙台市で制定された条例の内容は?
この度制定された条例の内容は、
自転車利用者(未成年者及び業務のために自転車を利用する者を除く。)は、自らが被保険者となる自転車損害賠償保険等に加入しなければならない。ただし、当該自転車利用者以外の者が、当該自転車利用者が被保険者となる自転車損害賠償保険等に加入しているときは、この限りでない。
と記載されているので、各自が個人賠償補償のついた保険に加入しているか、もしくは、TSマークのように自転車に個人賠償補償の保険がかけられている必要があります。補償金額については明記はありませんので、加入していれば大丈夫です。
自転車の安全利用の促進に関する協定等について
2019年1月9日に、仙台市は損害保険各社と「自転車の安全利用の促進に関する協定」を締結しています。条例の周知や加入促進、交通安全に関する教育の実施です。必ず締結会社の保険に入らなければいけないということではありませんが、未加入の方はぜひ参考にしてください。
協定締結社は以下です。
- au損害保険株式会社
- 楽天損害保険株式会社
- 損害保険ジャパン日本興亜株式会社
- 三井住友海上火災保険株式会社
- 一般社団法人日本損害保険協会東北支部
- あいおいニッセイ同和損害保険株式会社
- AIG損害保険株式会社
- 東京海上日動火災保険株式会社
- みやぎ生活協同組合
まとめ
仙台市での自転車保険の義務化は罰則がついているものではありませんが、自転車を利用する未加入の方は、個人賠償補償のついた保険へ早期に加入しましょう。
自転車事故では、1億円近い賠償判決がでているものもありますので、最低でも1億円の補償のある保険への加入をおすすめいたします。家族が対象となる保険で1カ月当たりペットボトル1本分程度で加入できるものもあります。