「電動アシスト自転車が倒れないようにするためには、どうすればいいのだろう」と思ったことはありませんか?
特に電動アシスト自転車が生活の足になっている人は、転倒による自転車の破損や事故を防ぎたいものです。
本記事では、電動アシスト自転車を倒れないようにするための方法をまとめました。
転倒による事故を防止し、安全に電動アシスト自転車を利用するためにも、ぜひ最後までご覧ください。
安全のために自転車を倒れにくくする工夫が大切
電動アシスト自転車の転倒による事故を未然に防ぐためには、できるだけ倒れないようにする工夫が重要です。
電動アシスト自転車はバッテリーを搭載している分、普通の自転車より重たくなっています。
大人1人が乗る26インチのシティサイクルが約16~20kgであるのに対し、電動アシスト自転車の車体は約30kgです。
子乗せの電動アシスト自転車であれば、チャイルドシートを搭載している分、さらに車体は重たくなります。
電動アシスト自転車を倒してしまうと故障の原因にもなるので、長く使うためには転倒を防ぐ対策が欠かせません。
自転車が倒れないようにするにはスタンドの利用がおすすめ
電動アシスト自転車が倒れないようにするには、スタンドの活用をおすすめします。
下記のような前輪を挟み込む設置型のスタンドであれば、左右から前輪をしっかり支えるため安定します。
外出先でも倒れないよう対策したい場合、下記のような自転車に取り付けるタイプの両立スタンドがおすすめです。
スタンドは、およそ3,000円前後で購入が可能です。
また、自転車の購入時に次の2点をチェックするのも対策のひとつです。
- 倒れにくいスタンドか
- ハンドルロックがかけられるか
スタンドは購入時に装備されているものから交換でき、有料で交換を実施している自転車店があります。交換を希望する場合は近くの自転車店で確認してみましょう。
また、ハンドルロックをかけられる自転車はハンドルがぐらつきにくいので、転倒のリスクを抑えられます。
ハンドルロックは主に下記の2種類があります。
- スタンドを立てると自動でロックされるタイプ:ロックのかけ忘れがない
- 手動でロックするタイプ:信号待ちなど少しの時間でも手軽にロックできる
可能であれば、試乗してどちらが自分に合うかをチェックしてから購入しましょう。
スタンド以外で電動アシスト自転車の転倒事故を防ぐ3つの方法
スタンドを使わずに、転倒事故を防ぐ方法を3つ紹介します。
- 最初から電動アシスト自転車を倒しておく
- 子供が電動アシスト自転車に乗っている時間を短くする
- 車庫や倉庫を設置する
順番に見ていきましょう。
方法1.最初から電動アシスト自転車を倒しておく
強風や台風などでスタンドがあっても倒れる心配があるときは、最初から電動アシスト自転車を倒しておくことをおすすめします。
最初から電動アシスト自転車を倒しておけば、転倒による衝撃を軽減でき、自転車が破損するリスクを抑えることが可能です。また、倒れたときに人や物にぶつかる危険もなくなります。
強風・台風が予想される場合、事前に電動アシスト自転車を倒して、安全を確保しましょう。
方法2.子供が電動アシスト自転車に乗っている時間を短くする
子乗せ電動アシスト自転車の場合、子供が自転車に乗っている時間をできるだけ短くするよう意識することも大切です。
子供を乗せるとその分全体の重量は重くなり、子供が動くことで転倒する恐れは高まります。
下記のように、子供は後から乗せて先に降ろすことを心がけましょう。
- 先に荷物を乗せてから子供を乗せる
- 先に子供を降ろしてから荷物を降ろす
もちろん、電動アシスト自転車に子供を乗せたまま放置しないことも大切です。子供を乗せたまま転倒すれば、ケガの危険があります。
なお、子供を乗せた自転車の事故に関しては、下記の記事で詳しく紹介しています。ぜひご一読ください。
方法3.車庫や倉庫を設置する
車庫や倉庫を設置することも転倒防止の有効な手段です。
費用やスペースが必要なものの、方法1のように天候を気にして自転車を倒しておく必要がありません。
もしお金や場所に余裕がある場合は、設置を検討するのもひとつの方法です。
まとめ
電動アシスト自転車を倒れないようにするには、スタンドの利用が効果的です。
スタンドを使わない場合、下記の方法で転倒による事故を防止できます。
- 最初から電動アシスト自転車を倒しておく
- 子供が電動アシスト自転車に乗っている時間を短くする
- 車庫や倉庫を設置する
電動アシスト自転車は車体が重たい分、倒れたときは自転車の破損・周囲の人や物への被害が大きくなりがちです。
倒れないよう対策をして、安全に電動アシスト自転車を利用しましょう。