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自転車保険

幅広い共済事業を行う全労済。自転車保険はキッズプランなどが充実。

今回は自転車保険を探している方に向けて、全労済の共済プランをご紹介します。子供や家族のいる方にはお得でわかりやすいプラン内容となっていたり、すでに共済に加入している方には特約をプラスさせることもできるため、自身のライフスタイルに合わせて保障を受けることができます。

全労済は「保障」の生協

「全労済」の正式名称は「全国労働者共済生活協同組合連合会」。厚生労働省の認可を受けて設立された、共済事業を行う協同組合のことです。

協同組合は、自主的に集まって事業を行い、その事業の利用を中心にしながら、集まった人々で活動を進めていく、営利を目的としない組織です。誰でも出資金を出して組合員になることができ、事業の利用や運営もこの組合員によって行われます。

共済事業とは、組合員が相互に助け合うことで保障事業を成り立たせる仕組みのことです。

保障には「遺族保障」「医療保障」「障がい・介護保障」「老後保障」「住まいの保障」「くるまの補償」の6つの分野と、11の共済商品があります。

出典:全労済

共済の加入者が支払うものを「掛金」と言い、保障によって受け取ることができるもの「共済金」と言います。一般的な保険では、「保険料」「保険金」と言われているものです。

こくみん共済の「傷害安心プラン」

全労済の中でも、こくみん共済が幅広い保障を受けることでき、掛金も手軽なプランが多く取り揃えられています。中でも自転車保険を探している方には、日常生活でのケガなどのリスクに備えることができる「傷害安心プラン」がおすすめです。

 

「傷害安心プラン」のおすすめポイントは3つあります。

  • 月々の掛金1200円
  • 最高満80歳まで加入可能
  • 最高1億円の損害賠償共済

 

近年では、自転車走行中の事故で相手に重度の傷害を負わせたり、死亡させてしまい、高額賠償請求される事案も珍しくありません。個人賠償保障は最低1億円ほど設定されていると安心ですが、その点ではこのプランは最低限の条件をクリアしていると言えるでしょう。これは、本人だけでなく同居している家族の保障にも適用されます。

また、相手を死傷させてしまい賠償責任を負った場合、相手への見舞金なども臨時費用として支払われるのも嬉しいポイントです。

<臨時の対人費用>

  • 死亡させた時:10万円
  • 10日以上入院させた時:2万円
  • 対人事故の時:3,000円

自身が入院や通院、また死亡、後遺障がいが残った際の共済金は下記の通りです。

 

<長期入院した場合>

90日以上連続した入院、180日以上連続した入院それぞれに

各18万円(最高36万円)

 

<通院5日未満で治療が完了した場合>

1事故につき3,000円

 

<死亡・重度の障がい>

500万円

 

<障がい>

20~450万円

出典:全労済

傷害安心プランについて

小・中学生がいる家庭は「キッズプラン」+「家族のスマイルプラン」

14歳以下のお子さんがいる家庭には、子供向けの「キッズプラン」に加入するという選択肢もあります。キッズプランのみだと個人賠償責任共済が入っていないため、「家族のスマイルプラン」にも同時に加入する必要があります。

<キッズプラン>

  • 加入条件:満0歳~満14歳の健康な方
  • 月々の掛金:900円

<家族のスマイルプラン>

  • 保障内容:個人賠償責任共済+新火災共済30口
  • 月々の掛金:275円
  • 損害賠償共済金:1億円

両プランの月々の合計掛金は1,175円。家族全員に保障が適用されるだけでなく、家具などの家財保障も付くため、お子さんのいる家庭におすすめのプランとなっています。

「こども保障タイプ」について

すでに共済に加入している方は特約の活用を

基本補償にプラスすることができる特約も幅広く用意されています。すでに共済に加入していて、自転車保険の追加を検討している方は特約を付帯することをおすすめします。

<交通事故危険補償特約>

  • 月々の掛金:340円

※人身補償5,000万円の場合


<弁護士費用等補償特約>

  • 月々の掛金:210円

※被共済者1名につき300万円を限度に支払われます。


<自転車賠償責任補償特約>

  • 月々の掛金:120円

※最高1億円まで補償されます。

特約について

まとめ

キッズプランが用意されていたり、特約が手軽な掛金で加入できることが特徴です。すでに組合員の方は、自身の家族構成やライフスタイルに合わせてプランを選択することで、より手軽に、そして最低限の保障を受けることができる保険だと言えるでしょう。

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