今回は自転車保険に最低限付いていて欲しい補償内容をカバーすることができるソニー損保の自動車保険の個人賠償特約の内容についてご紹介します。
補償範囲がどこまで適用されるのかチェックすること
ソニー損保の自動車保険には自転車による事故を補償してくれる特約があります。それが”個人賠償特約”です。
実は個人賠償特約というのは今回ご紹介している自動車保険だけでなく、各種保険に付けることができる場合が多いです。例えば、火災保険にも個人賠償責任特約などをプラスして付けられることがあります。
ただし、自転車保険ではなく、自動車保険や火災保険に自転車事故を補償してくれる特約を付ける場合は、内容をしっかり確認する必要があります。
自転車保険はその名の通り、自転車事故を想定した保険内容になっているため、自転車を利用する人たちが関係する事故・トラブルに関しては補償範囲に含まれる場合が多いです。
対して、自動車保険や火災保険に付けることができる個人賠償特約などは、補償範囲が限定されていることがあるため、もしもあなたが自転車でトラブルを起こしたとしても、それが補償範囲に含まれていない場合があるのです。
「補償が適用されるかと思いきや、補償範囲外だった……」なんてことにならないためにも自動車保険や火災保険で個人賠償特約を付ける場合は、”補償範囲がどこまで適用されるのか”をチェックするようにしましょう。
個人賠償特約を付けると、最低限の補償は問題なし
ソニー損保の自動車保険はオプションの補償として様々な特約があります。
- 弁護士特約
- 個人賠償特約
- おりても特約
- ファミリーバイク特約
ソニー損保の自動車保険では通常の基本補償に加え、上記のオプションの補償を自由に組み合わせることが可能です。
では、これから自転車の事故・トラブルのことを考えた場合、どのオプションの補償をつけておいたほうがいいのでしょうか？
ソニー損保の自動車保険で自転車事故やトラブルを考えた場合、「個人賠償特約」と「弁護士特約」が関係しています。
まず、個人賠償特約は下記の2つを補償してくれます。
- 個人賠償補償は1億円まで
- 示談代行サービス付き
上記の2つの補償は自転車保険に最低限ついていて欲しい内容です。ソニー損保の個人賠償特約はこの2つの条件を満たしています。
ちなみに弁護士特約も関係していると話しましたが、個人賠償特約に示談代行サービスが付いているので、弁護士特約に関しては付けてもいいですし、付けなくても大丈夫だと思われます。
補償内容をどれだけこだわるかというのは結局のところ個人個人によって異なります。
ここではソニー損保の自動車保険に個人賠償特約を付けると、自転車関係のトラブルに関して、最低限の補償は受けることができるということを覚えておいてください。
補償範囲は日常の事故で加害者になった場合に適用される
自動車保険や火災保険に自転車事故やトラブルも補償してくれる個人賠償特約を付ける場合、注意しておきたいポイントが補償が適用される範囲です。
では、ソニー損保の個人賠償特約の補償範囲について見ていきましょう。
- 自転車に乗っているとき、通行人にぶつかってケガを負わせてしまった
- 停車している車の脇を通り抜けようとしたとき、車にキズをつけてしまった
- デパートで買い物をしているとき、陳列されている商品を落として壊してしまった
このようにソニー損保の個人賠償特約では自転車に関係する事故だけでなく、日常のトラブルも補償してくれます。
ただし、ポイントとして覚えておきたいのが、ソニー損保の個人賠償特約ではあなたが加害者になった場合、補償されるということです。
例えば、自転車保険では、
「自転車に乗っているときに転んでしまい、自分自身がケガをした」
「ふつうに道を歩いているときに、自転車に乗っている人にぶつけられ、ケガを負ってしまった」
上記のように自分が被害者になったケースも補償してくれる保険がありますが、ソニー損保の個人賠償特約では補償の範囲外となっていますので、ご注意ください。
個人賠償特約の補償の重複に注意しよう
ソニー損保の自動車保険に付けることができる個人賠償特約は契約者本人（記名被保険者）だけでなく、家族も補償されます。
例えば、すでに個人賠償特約を付けているのに新しく購入した2台目の車にも個人賠償特約を付けると、補償が重複してしまいます。特約を2つ付けると、その分の保険料を支払うことになります。
保険料は少しでも節約したいと思うのは消費者にとって当然のことですよね。ソニー損保の自動車保険に個人賠償特約を付ける場合は、補償が重複しないように注意しましょう。
